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三幸会からのお知らせです。
2008/03/21

京都市岩倉地域包括センターより>地域の機関紙に掲載されました。


岩倉の中の明徳小学校学区にて活動されている「岩倉明徳学区社会福祉協議会」が定期的に出されています機関紙「岩倉明徳社協だより」巻頭に掲載いただきました文書をこちらに紹介させていただきます。


「超高齢社会と地域」
京都市岩倉地域包括支援センター センター長 井上 基

平素は京都市岩倉地域包括支援センターの事業活動に何かとご協力を頂き、厚く御礼申し上げます。
貴重な紙面をお借りして「超高齢社会と地域」のことについて少し考えてみたいと思います。
「超高齢社会」、ちょっと耳慣れない言葉なのかもしれません。最近、何にでも「チョー」をつけて「チョー可愛い!!」「チョーかっこいい!!」という若者言葉が話題になっていますが、「超高齢社会」の“超(チョー)”にはちゃんと意味があります。
一般的に、人口における65歳以上の方が占める割合(高齢化率)によって①高齢化社会(高齢化率7%~14%)②高齢社会(同14%~21%)③超高齢社会(同21%以上)の3段階に分類されます。平成12年に実施された国勢調査で、約19%だった岩倉地域の高齢化率も平成17年の調査では約21%に増加しています。つまり岩倉地域も、5人に1人が65歳以上という「超高齢社会」の仲間入りをしていることになります。
ここまで読んでこられて、もしかすると「超高齢社会」なんていう言葉の持つイメージで少し暗い気持ちになった方がいるかもしれません。しかし心配することはありません。「超高齢社会」に対抗する方法がちゃんとあります。大事なことは以下の2点です。
ひとつは、高齢者自身が出来るだけ介護が必要な状態にならないように「予防」すること。生活習慣病(高血圧・肥満・糖尿病など)や転倒による骨折など、介護が必要となる原因は、生活習慣の改善や適切な運動を行うことで十分に予防できます。ここで大切なことは「やらされるのではなく、自発的に自分の意思で予防する。」という姿勢です。
もうひとつは、高齢者の方を地域で支えるという視点です。高齢者の方が困っていることは画一的ではなく多種多様です。地域の中でイキイキとした生活をしていくためには、介護や医療・福祉だけではなく「ちょっとした見守りやお手伝い」「話し相手」「趣味・生きがいづくり」なども重要です。
これらは、介護保険や行政のサービス・ケアマネジャーなどの専門家だけでは対応できませんので、高齢者の方の身近にいる住民の皆さんで支えていくことが必要になります。それは可能な関係が出来ている地域は、高齢者だけではなく、子どもや障害者など誰にでも暮らしやすい優しい地域になるのではないでしょうか・
「岩倉をチョー(超)幸せな高齢社会にしていきましょう!!」